【実証】FLIGHT-AGによるユートリシャNのドローン散布試験を実施しました
こんにちは。今回は、農業用ドローンFLIGHT-AGを用いて話題のバイオスティミュラント資材「ユートリシャN」の散布試験を行いましたので、その様子をレポートいたします。
茨城県那珂市の綿引農園様にご協力いただきました。
試験の背景
ユートリシャNは、葉面散布することで、有効成分のメチロバクテリウム共生菌が空気中の窒素をアンモニウムに変換して植物に供給する、画期的なバイオスティミュラントです。
近年、水稲生産において高温障害が全国的に問題となっております。綿引農園様ではこれまでは影響を受けてこなかったのですが、今後を見据えて有効性を試験する運びとなりました。
散布試験
・試験圃場面積:2ha
・対象品種:コシヒカリ
・希釈:8Lの水に1袋(333g)を溶解
・散布量:0.8L/反
施肥体系は通常と変更せず、追加する形でユートリシャNを施用します。
所感
ユートリシャNの溶液はサラサラとしていて、目詰まりの心配はなく、スムーズに散布作業を終えることができました。
散布量も0.8L/反と一般的な水稲用の農薬と同じなので、設定も楽ですね。
対照区も設けているので、結果が楽しみです!